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IFCのグローバル・トレード・ファイナンス・プログラムの信用保証枠が230億ドルに及ぶ


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奥 智美
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ワシントン D, C. 、2013年4月19日 - 世界銀行グループの一員であるIFCが、2005年以降、IFCグローバル・トレード・ファイナンス・プログラム(GTFP)を通じ世界の発展途上国に提供してきた取引信用保証枠は230億ドルに達し、内50%近くが81カ国の最貧国の国々に提供されています。

トレードファイナンスは、新しいグローバルバンキング機能として近年その重要性を著しく増している一方、昨今の欧州金融危機によって、各国金融機関による最貧国の国々に対するトレードファイナンス枠は縮小の一途を辿っており、雇用拡大を必要とする国々において雇用促進策の停滞の原因となっています。

IFCの蔡金勇長官は、「貿易は、世界経済を活気づかせると共に世界経済の統合を促進し、中小企業の成長や雇用創出を生みだします。その一方で、途上国における中小企業のトレードファイナンスへのアクセスは非常に限定されており、IFCは世界的な貿易振興の支援において世界のリーダー役を担い、世界各地の新興市場における貿易促進にこれまで以上に取組んでいます」と述べました。

2005年以降、IFCは、世界銀行の最貧国向け支援機関である国際開発協会(IDA)からの融資対象国の企業に対し信用保証枠として110億ドルを提供しております。2013年度単年においても、これらの国々の企業に対し24億ドルの信用保証枠を提供し、特にこれらの国々の中小企業が必要とする金融へのアクセスを可能とすることで、世界の貿易システムの拡大と参画を支援しています。


IFCの支援対象事業は、特にアグリビジネス、中小企業、エネルギー分野など、貧困を撲滅し富の分配を推進できる可能性を秘めた分野に集中しています。また、IFCのGTFPが2005年以降信用保証を提供した貿易取引件数は2万6千件超に上ります。

同プログラムには、世界150カ国500超の金融機関が参画しており、先進国の大手金融機関と脆弱な紛争地域や中所得国の最貧地域の小規模金融機関とを結んでいます。またグローバルネットワークを活用して、金融へのアクセスを最も必要とする地域においてトレードファイナンスやコモディティファイナンスの貸出拡大を提供しており、同信用保証枠の約80%は中小企業向けに活用されています。


同プログラムは、世界最貧国において人々の生活向上を実現するため幅広く多様な事業の支援に活用されており、例えば、ガザ地区の女性のがん検査機器導入、コンゴ民主共和国のHIV患者に対する抗エイズ薬購入、アルメニア唯一の鉄鋼工場への高エネルギー効率機械設備の導入、ホンジュラスの水素発電ダム用のタービン装置導入などの事業に対する支援を実施しました。

IFCについて
世界銀行グループの一員であるIFC(国際金融公社)は、民間セクター支援に特化した世界最大規模の国際開発金融機関です。IFCは、開発途上国の民間セクターへの投融資、国際金融市場での資金動員、企業と政府に対するアドバイザリー・サービスの提供を通じて、途上国が持続可能な成長を実現できるよう支援しています。2012年度のIFC総投融資額は、過去最高となる200億ドル強に達し、民間資金を活用して途上国の雇用促進、技術革新を支援し、途上国発展を実現する上で世界をリードする挑戦を続けています。www.ifc.org